伊集タツヤ　ハダカノツキ

病原菌がはびこる通路を進むとそこはあった！

案内人へ導かれ、重たいドアを開けると目映い光に目をやられ、そしてそこにはスカイブルーが広がり、
気持ち良い風が吹いてるかの如く、穏やかな世界
空高く流れる雲、どこからか、優しいピアノの音色、
横たわる自分の身体がいつの間にか空中を散歩してる
気がつくと、案内人の姿は無く、何処までも優しいピアノと青空が自分を包む
、そして、遠くから微かな音が、、だか、さっきまでの心地良さは感じられない、、、まるで、、
美しいモノを食い荒らす侵入者が近づく様な、、、、そしていきなり、地獄のそこへ引きずりこまられ程の
不快音が響く、、恐ろしく、自分の身体が引きちぎられる様だ、、、、それでも優しいピアノと青空は同居してる。
不思議な世界、、、時折、地獄の音は無くなり、優しいピアノだけが心を癒す…その繰り返し
どれ程の時間が経過したのであろうか、俺の遠くなる意識に中で俺を呼ぶ声がする。。。
聞き取れ憎いその声は、だんだんと近づいてきた、、、「伊集さん〜ん、終わりましたよ、お疲れ様」
約50分間のMRI検査でした（爆）頸椎頸椎（笑）あっ、笑えないぞっ！